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医局ブログ

救急医療研修について

 こんにちは。研修担当のイヌです。
梅雨も明けて、夏本番となりました。
学生のみなさんもそろそろ夏休みでしょうか?
 この時期は、当院への実習申込みも増えてきます。
地元の岡山大学、香川大学や鳥取大学の医学生から申込みがありました。
 病院実習は、希望日の1週間前までに申込みいただければ対応できますのでお気軽にお問合せ下さい。


 今日は、救急医療研修についてご紹介します。

写真1

 当院の救急は、主に一次二次救急が中心です。年間約1500台の救急車の受入を行っております。ウォークインも含めた救急外来の患者さんは、年間8,000人ほどです。
 当院の救急研修は、2年間の救急当番や当直を行う中で救急への力をつけていきます。だいたい2年間で、1100時間ほど救急対応を行います。

DSC_0118.jpg

 当院の救急医療の特徴として、救急車で搬送される重症症例の対応ができるようになることと、ウォークインの中に隠れている重症症例を見逃さない力を身につけることができます。
 救急では、指導医のサポートの下、以下のステップを踏んで独立ちできるように研修を進めていきます。


IMG_4568.jpg

救急当番
救急当番は、週1から2回ほど入ります。
ステップ①:見学(3-5回ほど)(1年目5月より)
ステップ②:上級医とともに問診・診察を行う(1年目6月より)
ステップ③:ファーストコール(1年目1月より)
       *ファーストコールとは、①問診・診察を単独で行う②オーダー、患者説明は指導医とともに行う
        ③救急車は指導医と同時に呼ばれ対応する。
ステップ④:独り立ち(2年目4月)
       *独立ち後も、研修医が救急に入る場合サブの指導医を配置しており、いつでも相談できる体制
        を取っています。

当直
 当直は、上記のステップアップに対応しています。
当直(副直)は、週1回入ります。
まずは、副直(17時から24時まで)として、救急外来当直医と病棟当直医の3名とともに当直に入ります。
上記のステップアップに応じて、ステップ③より副直から当直(17時から8時30分)へとステップアップします。
その後、ステップ④になると当直も独立ちとなり、病棟当直と2名体制で行います。

 各ステップへステップアップする場合は、指導医によりチェックリストに基づいた評価を行い、一定の基準をクリアした場合、ステップアップとしています。ステップアップ時期も研修医の状況や力量に応じて対応しています。

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 また、毎日救急の振り返りを行っています。救急の振り返りでは、研修医が診た救急患者を全例指導医とともにチェックをしています。振り返りでは、帰宅・入院の判断や治療方針へのアドバイス、見逃しているものは無いか研修医へ指導を行います。
 救急の振り返り以外にも、研修医レクチャーや鑑別診断カンファレンスにて救急への学習を進めていきます。
またAHAが主催するBLSやACLSにも参加を義務付けしています。


IMG_5210.jpg

 当院では、3次救急へ対応できる力を大切だと考えていますが、初期研修中は、ウォークインの中に隠れている重症症例を見逃さない力や1・2次救急へのしっかりとした対応力をつけ、救急の基礎を固めることが大切だと考えています。

 病院実習では、当直も見学することができます。ぜひ一度病院実習にお越し下さい。


 
 
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  1. 2013/07/19(金) 14:40:05|
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